三和機工株式会社は、姫路で80年以上にわたり操業を続ける製造パートナーです。
私たちが向き合うのは、完成品そのものではなく、お客様が図面に込めた「こう動いてほしい」という意図です。
その図面を預かり、現場で培った加工技術と品質管理で、安心して使える“動くカタチ”へと仕上げていきます。
自動車用発電機や超高速エレベータ用巻上機など、 社会インフラを支える部品を長年手がけてきた経験をもとに、 安全性・信頼性・コストのバランスが取れたモノづくりを追求し続けています。
三和機工は1939年の創業以来、モビリティと昇降機の分野で 三菱電機グループとともに歩み続けてきた製造パートナーです。
時代の変化に合わせて技術領域を広げながら、現場力を磨き続けてきました。
創業者・坂田坂太郎は、三菱造船の電機工事部門で技術幹部として経験を積み、重工系電機技術の基礎を確かなものにしていた。
その後、三菱電機神戸製作所に移り、電機製品の製造現場でさらに腕を磨く。
来る昭和11年、所長は坂田の技術を信頼し、工場の一角を託して新たな加工業務を任せた。
坂田はその場所に作業場を設け、絶縁材の加工を開始した。
この取り組みが、三和機工の実質的な操業の始まりとなった。
三年間の操業を経て、坂田は三菱電機から正式に退職の許しを得る。
独立の地として選んだ姫路市御国野町は、神戸製作所に近く物流に優れ、広い土地も確保しやすい環境だった。
加工業が根付く姫路の産業基盤も追い風となり、坂田はこの地に工場を建て、直流モーターの製造を開始する。
“三菱“と“和して”ものづくりに貢献するという創業の思いを込め、社名「三和機工株式会社」を掲げ、正式に事業を開始した。
戦後の復興需要とともに製造業が活気づき、三和機工も設備投資を進める。
加工精度の向上、品質管理体制の整備、治具の工夫など、
協力工場としての信頼を高める基盤がこの時期に形成された。
直流モータの需要は依然として大きかったが、産業界が交流化へ向かう流れに合わせて、交流モータの製造にも取り組み始めた。
その後、三菱電機の昇降機事業の展開(神戸から名古屋、そして稲沢へ)とともに歩み、エレベータ用巻上機の部品製造へと参入する。
ここで「上がる」分野の技術基盤が確立され、昇降機事業との関係は一段と深まっていった。
三菱電機姫路製作所の事業拡大に伴い、自動車用発電機(オルタネータ)構造部品の製造を開始。
これにより、従来の昇降機(上がる)に加えて、自動車(走る)という新たな事業軸が確立される。
当時の自動車産業は高度成長期の真っただ中で、電装品の需要が急増。
三和機工は精密加工技術を磨き、量産と品質の両立が求められる自動車分野で
着実に信頼を積み重ねていった。
この時期に培った「寸法の安定性」「量産品質」「工程管理」のノウハウは、
その後の事業全体の基盤となり、三和機工の成長を大きく後押しすることになる。
自動車用発電機部品の需要増加に合わせ、加工設備の増強・工程の自動化を進める。
加工精度の向上、治具の内製化、工程内検査の強化など、
量産品質を支える仕組みづくりが本格化した時期となる。
三菱電機姫路製作所との取引は拡大し、「走る」分野における主要サプライヤーとしての地位を確立。
自動車電装品は三和機工の事業の大きな柱となっていった。
大容量巻上機の需要拡大に対応するため、大容量巻上機専用の製造棟を新設。
大型部品の組立に対応できる体制が整い、昇降機事業への貢献度がさらに高まる。
組織体制の整備に合わせ、事務所棟を新築。
管理・技術・生産の連携が強化され、品質保証体制もより高度なものへと進化していく。
明石海峡大橋の塔内エレベータ用巻上機製造に参画。
世界最大級の吊り橋の内部を支える重要部品を手がけ、技術力の高さを示す象徴的な案件となる。
更なる大容量の巻上機生産に対応するため、既設15tクレーンから20tクレーンへ改修。
大型巻上機の製造能力が飛躍的に向上し、より高度な案件に対応できる体制が整う。
三菱電機が上海タワー向けに開発した世界最速エレベータ(分速1,230m)の巻上機製造に参画。
ギネス世界記録の達成に貢献し、三和機工の技術力が世界レベルで証明される。
自動車用部品と交流巻上機を中心に、三菱電機グループと協力しながら、
モビリティと昇降機の両分野を支える製造パートナーとして歩み続けている。
創業から80年以上、積み重ねてきた技術と信頼を次の世代へつなぎながら、
これからも「図面を裏切らないモノづくり」を追求していく。
お客様の図面をもとに、単品部品からユニット品まで、 「動き」と「安全」が求められるモノづくりを幅広く手がけています。
切削・穴あけ・研削などの機械加工を中心に、 自動車用発電機構造部品など、精度と耐久性が求められる部品の加工を行っています。 図面通りであることはもちろん、組み付け後の使われ方まで想像しながら加工します。
加工した部品を組み合わせ、ユニットとして納入することも可能です。 超高速エレベータ用巻上機のように、安全性と信頼性が最優先される製品も、 一つひとつの工程を丁寧に積み上げて仕上げていきます。
「昔の図面を引っ張り出して、もう一度つくりたい」 「今使っている部品を、同じ仕様で追加したい」 そんなご相談にも対応しています。試作から量産まで、まずは一度ご相談ください。
「図面を預けたら、あとは安心して任せられる」 そう感じていただくために、現場・仕組み・人づくりの三つの軸で取り組んでいます。
三菱電機グループ各社をはじめ、長年にわたり継続してご依頼をいただいています。 一度きりの取引ではなく、「次の案件もお願いしたい」と言っていただけることを 何よりの評価と受け止めています。
図面通りに仕上げることは大前提。そのうえで、 現場の整理整頓・安全対策・設備のメンテナンスを徹底し、 「事故なく、止まらない現場」であることを日々追求しています。
納期・数量・仕様など、条件が厳しいご相談も少なくありません。 できない理由を並べるのではなく、どうすれば実現に近づけるかを一緒に考え、 現実的な落としどころを探っていくスタンスを大切にしています。
| 名称 | 三和機工株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 〒671-0231 兵庫県姫路市御国野町深志野31 |
| 代表者 | 代表取締役 坂田 好夫 |
| 設立 | 1939(昭和14)年2月23日 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 従業員 | 34名(2026年1月現在) |
| 営業種目 | 機械加工・部品加工/組立・ユニット化 ほか |
三和機工株式会社の組織体制をご紹介します。 各部門が連携し、品質・安全・技術力の向上に取り組んでいます。
「この図面、お願いできるだろうか」「まずは話だけ聞いてみたい」 そんな段階からでも、遠慮なくご相談ください。
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TEL:079-252-5566(平日 8:30〜16:30)
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担当:児玉
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